感動！生き別れの双子再会

まだおいらがいまよりよわよわしかったころのおはなしです。

かいじメインでつきすすんでいたおいらは
とうとう副官をやとえるくらいにつよくなりました。
だれにしようかなぁとなやんでいたときに
ろんどんの酒場でハワード君にあいました。
顔もかっこいいし服装もいうことなし。
やといました。
そしたら・・・いや、ねぇ。
ステータスとかそういう風なことに文句はなかったんです。
どんどん強くなってくれたんです。
問題はその性格。
どこまでいってもツンなんです。
デレがない。
いくら歳も能力も下のおいらとはいえせんちょーなんです。
なのに、ツン。というか見下されてます。はっきりいって。

でも、こころやさしいおいらは
みはなすことはなく
なんとかうまく距離をおきつつせんちょーの威厳
がんばってたもってました。
時間がたつにつれなんだか愛着もわいてきて
ツンなこいつもなかなかイイヤツなんだなって
むしろかわいくおもえるようになりました。

そして月日はたって二人目の副官をやとえるようになりました。
優秀な海事ふくかんがいるときいて
アテネにいってきました。
なんでも海事をするひとにとっては
絶対必要っていわれるくらいにステキな人だって。
ツンなこいつとうまくやっていけるか
ちょっと心配しながらも・・・。

すみません、マスター。
ここにゆーしゅーな海事ふくかんいるってきいたんですけど。
「あぁ、アイツのことだな。おいランスロット！」
見てびっくりです。
顔から格好まですべておんなじ。
瓜二つってかお前らはなす言葉もおなじって・・・
そうか！生き別れの双子だったんだな！
ただランスロット君は片割れとちがって
人懐っこいというか明るすぎるくらいで。
でもこいつはこいつで
おいらのことをせんちょーと思ってるのか？
ってくらいなれなれしいんです。

まぁ、ともあれ生き別れのふたごは
おいらの手によってふたたび会うことができました。
なかなかふたりそろって行動することがないので
この間はおうちで二人みずいらずでやすんでいいよって
休暇をあたえておきました。
いまごろ一緒にすごせなかった時間を
とりもどしてるんだと
ちょっといいことしたな、とおもってます。

まぁ、いいはなしだってことで。